【介護現場の未来への懸念と我々のアップデート】
〜介護福祉士の質を上げるブログ〜
介護研修講師小森です。
いつもありがとうございます🙇🏻♂️
福祉用具がどんどん進化していくこの世の中。
介護福祉士の養成カリキュラムに、介護ロボットの活用などを盛り込んでは??といった記事を、半年前にみつけたことがある。
しかしいくつか問題が。。
介護の全てがロボットにかわることは確実にない。もっといえば、プロのアセスメント(見極め)の下にうまく活用しないと、利用者のQOLを下げるばかりか、怪我をさせてしまうこともある。
ということは、プロのアセスメント力がなければ、介護ロボットもただの役立たずになってしまう。
ロボットの活用方法学ぶ前に
「介護そのもの」を学ぼう‼️
と強く言いたい👊
代表的な例の一つ。
介護用リフトを活用するのにも側臥位の技術やボディメカニクスの知識なければ、つり具を差し入れるのに腰と手首を痛めてしまう。本末転倒☠️
ロボットに傾きすぎて、基本的な介護技術が更に疎かになってしまわないか。認定介護福祉士等、資格を上へ上へ積んでいって、介護は進化しても介護現場の知識技術はどうなのか?
「介護の基本」を学んでからの最新技術という順番であって欲しい🙏🙏
もう一つ余談。
介護福祉士のカリキュラムにそのようなことを加えていく場合、介護福祉士を教える教員や講師は、一体誰にそれを習ったらいいのか。
「スマート介護士」という資格ができたそうですが、講習はない様子?
講師側のアップデートは自分次第で、誰も面倒みてくれない☠️
自分で「スマートで泥臭い」介護士にアップデートしなくてはならない💦💦
※最後まで読んでくださりありがとうございます🙇🏻♂️🙇🏻♂️
◎ベテラン介護福祉士
◎新人介護職
◎介護施設への転職を考える方
介護に携わる全ての方々を尊敬すると共に、応援しています‼️