臨機応変とばらつきのある介護の違い💦
介護現場で「臨機応変」という言葉はよく登場する。
何故ならば人相手だから。
状況に合わせて動いていく必要があるから。
しかし、介護福祉士実務者研修の介護過程の授業ではこう伝えている。
「ばらつきのある介護と臨機応変は履き違えてはならない」と。。
利用者のことをしっかりアセスメントし、計画を立案、目標に向かってチームで統一したケア「ばらつきのない介護」を目指すのが、介護のプロとしてのチームケア。
噛み砕くと、根拠のない、ある一定の軸や決まり事がない中の
私はこうやってる
私の時はこうやってる
私のやり方はこう
というのは臨機応変ではなく
「ばらつきのある介護」
(移乗に関しては体格差で例外はありますが)
ばらつきのある介護で誰が困るかは「御利用者」である!
ここからは私見だが。。。
根拠のある「軸」が示せない、言語化できない、決めきれない時に、「臨機応変」という言葉に集約して逃げている場面ってないだろうか?
やたらと臨機応変って使ってないだろうか??
軸→計画や根拠があることが前提の介護現場での臨機応変であってほしい。。
決めきれない、考えてない、軸がない臨機応変は時に危険なことがあるかなと。。
その臨機応変に軸はありますか??