唯一無二の介護講師

フリーランス介護講師をしてます小森です‼️介護福祉士の質と権威を上げたい‼️自分にしかできないこと、自分にしか見えない景色についてブログ発信していきます👍「小森敏雄」で検索→ホームページやYouTube!!

介護の不思議かつ奇跡的なやり甲斐。

「おぅ。久しぶりやな」

介護福祉士の質を上げるブログ〜

 

f:id:tk6816:20210216153341p:image

 

介護講師小森敏雄です。

いつもありがとうございます。

 

10年以上前。

ある認知症を有されていた男性入所者Bさんにかけられた言葉。

 

 

 

Bさんは要介護5。

重度の認知症と診断され、混乱期には家族に暴力を振るい、夜中も大声をあげる等、ご家族も大変な思いをされたとのことでした。

 

緊急入所となり、随分と落ち着きを取り戻しておられましたが、夕方になると落ち着かず、いわゆる「帰宅願望」がみられました。(あまり使いたくない言葉ですが)

認知症の方は長期記憶は保持されやすく、短期記憶の欠落が起きやすいという認識はありました。

 

Bさんも例外ではなく。

直近の出来事は忘れてしまうことがほとんどで

見当識障害も顕著でした。

 

ある日

東京へ研修会の参加のために

1週間出張させていただき

1週間ぶりの出勤が夜勤でした。

 

21時からの出勤で、詰所で申し送りをすることに。

そこにはまだ起きておられたBさんが。

「おぅ。久しぶりやな。どこ行ったったんや。寂しかったやないか。」

 

耳を疑った。

嘘や。

 

 

 

確かにユニットリーダーだった私は、入所当初の混乱期から関わる機会も多く、Bさんは時折、会社の社長時代の社員と間違えている節もあった。

他のスタッフよりも信頼関係の構築ができている自信はあった。

 

でも。

1週間の空白。

覚えてくれていた。

 

科学的介護とか

根拠を明確にそして言語化とか

 

介護講師になってから言い続けています。

 

でも。

それでは言い表せない

解明できない

認知症の方との関わりの中で生まれる

不思議な世界観に

現役の頃は取り憑かれていました。

 

結果とか過程とか関係ない。

その場のやりとりでしか味わえない感動。

 

上手くいえませんが。

これも介護のやり甲斐のような気がします。